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【ネタバレあり感想】『ウィッチャー シーズン3前半』を見ました。

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入り乱れる人々の思惑

ドラマ版ウィッチャーのシーズン3の前半を見たので感想を。

後半は7月27日配信開始とか。

楽しみだね。

ウィッチャーは、こんなドラマ

舞台はオリジナル要素満載の、ハイファンタジーな世界。

そこでは、魔法の薬でミュータント化したウィッチャーと呼ばれる強化戦士が、魔物退治をするハンターを生業として、人々に頼られつつ同時に恐れられていた。

主人公のゲラルトは、有能なウィッチャーだ。

彼が、様々な勢力から何故か狙われるシントラ王国女王の孫娘シリラと出会い、命がけで守りながら、シリラを戦士として鍛えつつ、シリラに隠された力と秘密に迫っていく、と言うのが大まかなストーリーである。

このドラマ、ゲームオブスローンズ程とまでは言わないが、ファンタジー作品のドラマシリーズとしては、セットやVFXとか、下手をすると安っぽく見えてしまう物にまで、きっちりしっかり金がかかっており、世界観の重厚感も相まってハードなファンタジー世界の実写化に成功しているので、映像だけでも相当な見応えがある。

画面が良い意味で汚く、情報量が正しく多い。

魔法の演出、巨大な魔物との命懸けの戦い、戦争、そう言ったアクションは本当に高いレベルで描かれている。

その上で、専門用語をモリモリ使いながら進行していくストーリーは、見た目通りに重苦しく、血生臭く、とにかく人が良く死ぬし、容赦がない。

間が空いてると、結構忘れてる

シーズン3を見始めて思ったのは、シーズン2から1年半近く経っている為か、結構忘れている事。

主要キャラクターや濃い登場人物、なんとなくの立場なんかは覚えている物の、細かい所が忘れている事忘れている事。

でも、1話目で横に広くシーズン3の登場人物達の動きが描かれるので、1話をなんとなくで見ていくと、ぼんやりとは思い出すので、そこまで視聴に弊害は無かった。

とは言え、細かい所は最後まであやふやなままだったので、しっかり楽しみたい人はシーズン2ぐらいはおさらいしてから挑みたい。

血の起源を見てる前提?

シーズン3を見ていて思ったのは、血の起源を見た後だから単語を拾いやすくなっただけなのか分からないが、血の起源での出来事「天体の合」について触れられるので、血の起源は面白く無かったが見ていた方が理解が深まる作りだと感じた。

肝心の物語は?

ストーリーとしては、シーズン2でようやく合流できたゲラルトとイェネファー、そしてシントラの女王シリラことシリの3人が、狙われるシリが安全に暮らせる場所を探して各地を転々としながらシリに修行を付けていく場面から始まる。

シリを狙う謎の火の魔法使いリエンスと、シーズン3の黒幕の暗躍。

奔放に動きつつシリを狙うレダニアのヴィジミル王と弟のラドヴィッド、国を裏から操りたいフィリパとディクストラのコンビの暗躍と、そこに巻き込まれるヤスキエル。

ニルフガードの皇帝で、シリの実の父でもある白炎エムヒルの暗躍。

予言を信じて突き進むエルフと、そこに不信感を持つエルフの対立混じりの暗躍。

各国と関係がある事で、結果的にシリを狙う者が多くいるアレツザの魔法協会。

みんながみんなシリを狙い暗躍するが、シーズン3の前半では、まずリエンスと黒幕をどうにかしようとゲラルト達は動き出す。

3つ巴、4つ巴、5つ巴と多数の勢力がシリを狙い、中にはレダニアの様に勢力内で2つに割れていたり、アレツザみたいに誰が敵で誰が味方か分からない中、一貫してシリを守ろうとするゲラルトとイェネファー、そしてヤスキエルの活躍は今シーズンも魅力的である。

登場人物と勢力の多さに混乱するが、見ていくと意外とシンプルで、とにかくみんなそれぞれの理由でシリを狙っている事だけ分かっていれば良い。

クリーチャー戦が良い

ウィッチャーと言えば、クリーチャー戦だ。

シーズン3でも気持ちが良い気持ち悪さのクリーチャーが登場し、中でも人を改造して作られたデビルマンの人面みたいなシステムの胸糞悪いクリーチャーは、対処し辛さからビジュアルから、かなり良かった。

シリが思春期!?

シーズン1でゲラルトと初めて会った時点で14歳、シーズン3でもそのぐらいの年齢のシリが、年相応に自尊心が強く我慢を出来ず、物語を引っ掻き回してくれる。

ある意味でや結果的に正しいシーンもあるのだが、ゲラルトとイェネファーを困らせる子供であると同時に、3人で共に暮らす疑似家族的な状況でのゲラルトとイェネファーが命懸けで守り幸せを願う子供として、振る舞いが不安定なシーンが結構ある。

隠れてるって言うのに、我儘言って祭に繰り出しては問題に率先して首を突っ込む姿は、見ていて胃がキリキリする。

ゲラルトとイェネファーが、良い!

シリも多少の成長を見せてくれる物の、やはり見所はゲラルトとイェネファーだろう。

シリの為に二人が経験として知らない「良き親」を知らないなりに不器用なりに実践しようと向き合う姿も良いし、お互いお互いが世間にどう思われているかを知りながらも世間ではなくお互いの愛に準じて堂々と愛し合う姿も良く、ゲラルトがイェネファーとシリを大事にしているのも、イェネファーがゲラルトとシリを大事にしているのも丁寧に描かれ、二人の幸せが少しでも長く続く事を見ていて願わずにはいられない。

ラドヴィッド王子が予想外に良い

バカに見せかけ、そこまでバカで無い立ち回りを見せるラドヴィッド王子。

敵か味方かよくわからない絡み方と物言いで登場するキャラクターだが、女好きのヤスキエルに恋をするというキャラクターなのだ。

で、ヤスキエルはと言うと、女相手に何股もしてはバレ、フラれていた所に現れたラドヴィッドに対して最初は警戒している物の真摯な態度に絆され、ラドヴィッドの求愛を受け入れてしまう。

私は詳しい原作設定は知らないし、急展開に驚きはした物の、ラドヴィッド王子のキャラクターは現時点では好感を持てて、この展開自体は好意的に受け入れられた。

終わりに

シーズン3後半待ちだが、現時点ではシーズン3は結構楽しめた。

マジで、血の起源とは何だったのか。

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