面白いけど! けど!
最近、ディズニー+に加入したので、ずっと見たかったマンダロリアンを視聴開始した。
まだシーズン1を一気見しただけだが、現状は面白いものの、もうちょっと、こう、あるだろ!
と言う感じである。
でも、超面白い!
マンダロリアンとは?
マンダロリアンとは、スターウォーズシリーズのスピンオフ作品の一つ。
本編大人気敵キャラクターであるボバ・フェットが、実はマンダロリアンと言う集団の一員で、ボバ・フェットみたいな恰好をした戦士や賞金稼ぎがいっぱいいると言う設定を下敷きにしている。

本編エピソード6後の世界で、凄腕賞金稼ぎだが若輩マンダロリアンであるマンド―こと「ディン・ジャリン」が、ヨーダの種族の赤ん坊であるベビーヨーダとファンには親しまれる通称「ザ・チャイルド」の回収依頼を賞金稼ぎとして請け負う事から物語は動き始める。
ザ・チャイルドを依頼主に一度は渡す物の、ザ・チャイルドの身に危険がある事を知ったマンド―は、賞金稼ぎギルドも依頼主も敵に回し、ザ・チャイルドの命を守る為に逃亡を余儀なくされる。
とにかくザ・チャイルドが可愛い
ヨーダの同種族の赤ちゃんと言う事でヨーダを想像すると可愛さが伝わりにくい人も多いだろうが、黒目がちで無垢なザ・チャイルドは可愛いデザインでとても愛しやすい。

劇中、肉食性で生きた蛙を丸のみしたりもするが、可愛い範囲はトータルではキープしている。
また、可愛いだけでなく、赤ちゃんだから体力が無い物の、既に多種の超能力を本能的に使えるっぽく、傷を治したり毒を消したり、サイコキネシスで物を浮かしたり壁を作ったりと、ここぞと言う時に自己判断でサポートしてくれるのは、相当に頼もしい。
とにかくマンダロリアンがカッコいい
マンド―を始めとしたマンダロリアンが多数登場するのだが、色々な装備と装飾のボバ・フェットみたいなのが活躍するのが、とにかくテンション上がる。

マンド―が凄腕賞金稼ぎでありつつ、新米マンダロリアンと言う事で初期はジェットパックが無く、鎧も不完全で、それが徐々に揃っていくのもカッコイイし見ていて嬉しい。
また、マンド―が元は普通の人間で、孤児になった際にマンダロリアンに拾われてマンダロリアンになろうとする不完全なマンダロリアンと言う事で、弱さやポンコツも可愛く、一転して悪と対峙した時の強さや自己犠牲的な精神は非常にカッコイイ。
覚悟が決まっているが、成長過程と言うキャラクターである。
何よりも、自分の生い立ちから子供絶対守るマンを一貫させつつ、ドロイド嫌いと言う性格がシーズン1では活きているのが良かった。
半人前のマンダロリアンだから装備が中途半端ながら、最初から装備している段数に限りがあるパルスガンは人大の生物に当たれば一瞬で火花だけ残して蒸発すると言う高威力で滅茶苦茶カッコイイし、追加武装のニードルガンが対人用の誘導弾と言うのも最高にいかしている。
マンダロリアンのアーマーはやたら頑丈で、アーマー部分で受ければブラスター系はガード出来て防御が固く、ワイヤーやナイフと言った装備や武器もあって、男の子で嫌いな奴はいないだろうと言う造形をしている。
また、マンド―の持ち舟、レイザークレストが最初はなんて事無いボロ船扱いされているが、徐々に本編で言うミレニアムファルコン的な、マンド―の愛機として愛着が湧いたり、使い続けている強みや理由が明かされ、もう、男の子だったらレイザークレストも好きになっちゃう。

構成が、安直
マンダロリアンシーズン1は、全8話で、一話34~50分の尺(OPED前回までのあらすじ含む)で、最初の3話でザ・チャイルドとの出会いから逃避行開始まで、次の3話で逃避行中の小話的なエピソード、最後の2話で6話の間に登場した味方になるキャラと協力して反撃するぞって話で構成されている。
1~3話までは、まあ、良いのだ。
問題は、4~6話の逃亡中の小話の中で味方となるキャラが登場して、それらが7話で集合する流れに違和感があり、お世辞にも構成が上手いとは言えない。
例えるなら、リアルな蛇の模型を作りたかった筈が、完成したのは電車みたいなミミズっぽい蛇の模型になってしまったみたいな、繋ぎ目や色の変化が分かりやす過ぎるのだ。
また、主人公達がピンチになっては、都合良く紹介済みの味方が助けてくれて危機を脱すると言う展開は、伏線や布石の配置が弱く、かなり強引なご都合展開に感じる部分も多い。
仲間キャラの自己犠牲も、かなり良いキャラ、演出の筈が、構成が足を引っ張る事で「ここは泣き所ですよ!」と制作者に言われている様で、冷める部分があり、とても勿体なかった。
もったいない!
でも、構成微妙を乗り越える演出のカッコよさで、現状は許せてる部分があり、決してつまらない作品ではない。
敵味方のキャラが良い
構成が足を引っ張っている物の、マンド―とザ・チャイルド以外のキャラクター達も、みんな魅力的だ。
中でも、シーズン1ボス敵であるモフ・ギデオンは、ダースベイダーみたいな服を着て、黒いライトセーバーを持ってて、ジャンカルロ・エスポジートが演じていて、めっちゃ怖い。
モフの役者さんは、ブレイキングバッドのグスタヴォ・“ガス”・フリング役や、ファークライ6のアントン・カスティロ役が有名だろう。

登場すると、ほんと迫力が凄い。
アニメ見てて敵役の方の声で、石田彰とか大塚明夫が登場する的な怖さがあるw
絶対強い奴じゃん、的な。
味方も、味方ドロイド枠のIG-11が、ドロイドだからこそ出来る違和感のある動きなのに強いと言う特徴的なキャラクターで、見ていても楽しかったし、微妙な構成であっても大好きなキャラクターとなった。

自爆シークエンスとか、先が見え見えだったけど熱い展開よね。
クイールも、扱いが少し地味ながら良いキャラであった。
終わりに
シーズン2が楽しみである。
早速、マンダロリアン関係のレゴをポチっちゃった。

かっけー!
追記:舞台裏を見て
なんで単話の出来が良いのに構成がガチャガチャしていたのか、答え合わせが出来た。
複数監督で担当話を決めて作っていたから、テイストも構成もバラバラな部分が出来たのね。
かなりチャレンジングな試みだが、むしろ、よくこの体制でここまでまとめたなと逆に驚いた。
メインの監督がマジで超々優秀。



