2期も面白かった
【ネタバレあり感想】『ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1』を見ました。【最高!】に続き、シーズン2も視聴完了したので感想を。
今期も良かった。
シーズン2のあらすじ
<内容>
天使軍との戦いにチャーリーが勝利したことで、ホテルには新たな客が殺到する。しかし、チャーリーの期待とは裏腹に、客は贖罪ではなく復讐を求めるばかり。一方その頃、チームVは天国と地獄との間で緊張が高まっていることに乗じて、あることを画策し始め…。
と、基本はシーズン1のそのまま続きで、シーズン2の中心はチームV、と言うかテレビの悪魔ヴォックス。
地獄ではチャーリーがサーペンシャスの死を乗り越えられずスランプに陥り、天国ではサーペンシャスの贖罪成功によって強硬だった方針の転換を余儀なくされ、アダム亡きあとを穏健派の息子アベルが継ぐ形でそれぞれが不安定な日常を送る。
天国が考える時間を作る為に閉鎖される中、エミリーがチャーリーにサーペンシャスの天使化を伝える事で事態が動き出す。
チャーリーは自分の行動が無駄では無かった事に喜ぶが、天国の閉鎖でサーペンシャスと言う贖罪の証拠を悪魔達に伝える事が出来ずに悪戦苦闘。
それをヴォックスに利用される形で、シーズン2は地獄の悪魔達がヴォックスの扇動によって天国に対してエクスターミネーションを目論む事で物語が進んで行く。
アラスターVSヴォックス!
何と言ってもシーズン2の見所は、みんな大好きアラスターとヴォックスの対決だ。
生前のアラスターとヴォックスが描かれ、二人が生前に実は非常に似た人生を歩んでいた事が分かるのも見所だろう。
ラジオ全盛の時代に、有色人種でありながら溢れる魅力と狡猾さ、そして暴力でラジオスターにのしあがり、自らの意思で悪魔ロージーと生前に契約したアラスターと、テレビ全盛の時代に口の上手さや狡猾さと暴力で人々を操ってテレビ業界で力を振るっていたヴォックス。
二人共皮肉な最期を迎え、ロージーとの契約の翌日に鹿と間違えて猟師に誤射されたアラスターは鹿の特徴を持つ悪魔となったが生前の悪魔との契約に死後も縛られ自由を欲している事が分かる。
ヴォックスは落下して来たテレビで頭を打って死ぬ事でテレビ頭の悪魔となって仲間を集めて地獄を支配しようとしていた事が分かり、二人は似た人生を歩みながらも求める力のスタンスが違う事で相容れない。
アラスターは純粋に自分の力を求め、強者として遊ぶ事を求めていて、邪魔者を力で消してのし上がり、口の上手さはショーを盛り上げる為や強者相手でも戦う為に使う。
だが、ヴォックスの口の上手さはキーマンを操る為に使われ、格上の邪魔者には歯向かわず、弱い邪魔者のみを暴力で消していて、強者に囲まれる事で力を得てきた事は死後悪魔になってからも変わっていない。
アラスターはヴォックスの強者に挑まない姿勢を侮蔑し、操りやすいと利用までして、自身を自由の身にしようと画策する。
アラスターはロージーとの契約で、ロージーの仕事を断れない代わりに、上級悪魔として地獄最強の力を手にしていた事が明かされるが、地獄の罪人としての最強であり、天国の大天使アダムや地獄の王ルシファーが範囲に含まれていなかった事が分かる。
そこで、暗躍によってヴォックスを地獄最強に仕立て上げ、ロージーの契約を破棄して自由の身となる。
さらにヴォックスを使って地獄が崩壊する様に誘導し、地獄を救うのにアラスターの力が必要な状況を作り、ロージーから有利な契約を引き出したアラスターは一人勝ちし、ルシファーを狙っている事が暗に描かれる。
ヴォックスはチームVの中で失脚し、ヴァレンティノが新たなボスとなって地獄は表向き平和を取り戻す。
ヴォックスの失脚や負け方は、ヴァレンティノに止められる形であっさりであり、アラスターが扱う通り小物っぽい終わりでもあったが、アラスターに勝てるなら全てを失っても良いと言う執着っぷりや、勝利を目前として涙が自然に出ちゃう所とか、最初から最後までヴォックスも非常に魅力的な敵役であった。
サーペンシャスがずっと可愛い
アラスター&ヴォックスと同じく、生前が語られたサーペンシャス。
発明家だったが、生前にジャックザリッパーの犯行を目撃し、犯人が知り合いだったのに恐怖から通報しなかった罪で地獄に落ちていた事が分かる。
チェリー・ボムが殺されそうな場面で命懸けで立ち向かった事が、ジャックザリッパー事件と重なり、贖罪となり許された事が判明する。
天国に順応しようとしつつも、地獄に置いて来た仲間達の事をずっと想い案じていて、ずっと良い奴。
最後はチェリー・ボムとモニター越しだが再会し、手紙を受け取れて良かったねと、本作で現状一番報われている。
あと、サーペンシャスの元相棒だったと言うバクスターと言う新キャラが、そのままサーペンシャスの枠を埋めつつ役割も引き継ぐのは意外だった。
エンジェル&ハスク
シーズン1に続き、エンジェル・ダストとハスクの二人の友情は良い。
エンジェルがまさかの無自覚なスパイと判明し、エンジェルはホテルの仲間達と一緒にいられないと出て行ってしまう終わりは、シーズン2の中に影を落としつつ、シーズン3に期待させる展開だ。
ハスクは元上級悪魔らしくカッコイイ動きをしつつ、良い距離でエンジェルを助けようと動いてくれて、ずっと印象が良い。
リュートとアダムの幻覚と、アベル
アダムの事を慕う側近のリュートがアダムを殺された復讐に燃えているのだが、アダムがリュートの幻覚として登場するのだが、それだけで嬉しいのだからアダムも良いキャラだ。
結果的にリュートの圧力がアベルを一皮剥けさせたりも、ちょっとしか出てないのに良いタイミングで印象に残る。
おわりに
他にも語るべき事はある気もするが、やはり印象に残ってしまうのはアラスター、サーペンシャス、エンジェルが特に強かった。
あと、ニフティやカミラとゼスティアルとかも良かった。
ようやくリリスがシーズン3から登場しそうなので、続きを期待したいが、次は1年後とか?



