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「思わぬカミングアウト」登場作品特集

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これが本当のカミングアウト

LGBTQ+をメインテーマに据える作品の多くは、初めから見る側がテーマを分かっている事で、当事者の葛藤が描かれる事が多い。

当事者視点や当事者を中心とする事で、カミングアウトをするまでを描くでも、カミングアウトを描くでも、カミングアウト自体に衝撃は、さほどない。

だが、当事者以外の人々がカミングアウト側として、カミングアウトをされる時の気持ちや感覚は、その中でどれほど体感出来るだろうか?

カミングアウト主が隠していたのであれば、全く予期していなかった相手からカミングアウトされる場合が、むしろ大半だ。

つまり、LGBTQ+をメインテーマにした作品の場合、むしろ、不意打ちを喰らうカミングアウトされる側の気持ちは、描きづらいと言える。

で、世の中には、メインテーマをLGBTQ+以外として物語を紡ぎ、その中で唐突に登場人物がカミングアウトする作品が存在する。

そう言った作品の場合、当事者の苦しみを描けない代わりに、カミングアウトを受け取る側の気持ちを見ている者が体感する事が出来る。

この記事では、そんな「思わぬカミングアウト」を、何らかの形で体感出来る作品を紹介していく。

これは余談だが、先日、総理大臣のスピーチライターもしている荒井秘書官の差別発言問題から、岸田総理が秘書官を更迭処分する事件があった。

LGBTQ+がドンドン世界で当たり前となっていく過程の時期だからこそ、新たな価値観や常識に抵抗感を持つ人には、頭ごなしに受け入れろと強要せず、何らかの心構えや変化の切欠が必要なのかもしれない。

自分の大事な家族や親友からのカミングアウトがあれば、価値観や受け取り方、気持ちを変えられる人は多いと思う。

だが、そんな都合が良い事は、そうそう無い。

なので、まずはフィクションの好きな登場人物のカミングアウトを受けて、作者を批判せずに設定を受け入れる練習をするぐらいから、始めるのが良いのかもしれない。

余談の余談だが、原作ファンが既にいる作品のキャラクターを勝手にポリコレフィルターで設定改変すると、作者批判しか起きないので、注意が必要だ。

やる時は、完全新作か、原作ファンが許してくれる方法を選ぶ事が肝心となる。

アドベンチャー・タイム(2010)

<内容>

優しい色とタッチで描かれた不思議な世界を舞台に、ヒーローになりたいと願う少年・フィンと、特別な力が使える相棒犬・ジェイクが繰り広げる大冒険!

ある主要登場人物達が、後半のシーズンで付き合う事になる。

アンブレラ・アカデミー(2019)

<ストーリー>

世界中で妊娠していない女性から子どもが生まれるという異常事態が発生。天才発明家ハーグリーヴズは、そのうち7人の子どもたちを引き取ることを発表し、「世界を救うため」という言葉を残して姿を消した。数年後、エッフェル塔が発狂するという奇怪な事件が起き、特殊能力を持った子どもたちが突如姿を現す。そう、彼らこそハーグリーヴズが育てた“世界を救う”7人のヒーローたち――〈アンブレラ・アカデミー〉だった。
それから20年後、ハーグリーヴズの死をきっかけに集結した彼らは、世界を救うため再び立ち上がるが……?

ドラマ版で演じている俳優のカミングアウトを受けて、作中のキャラクターでもカミングアウトをする人物がいる。

最終の第4シーズン制作決定ですって!

【ネタバレあり感想】『アンブレラ・アカデミー シーズン3』を見ました。

キャサリン・フルボディ(2019)

<内容>

修羅場、極まるーーー。

全世界100万本を突破し、今なお世界の熱い視線を集める『キャサリン』が、装いも新たにフルパワーアップした“大問題作”へと超熟進化! アダルトテイストで好評を博したアドベンチャーパートでは、魅力的な2人の“キャサリン”の間で揺れ動く主人公ヴィンセントのもとに、新たに“第3のキャサリン”が登場! 三角関係は怒涛の“四角関係”となり、新シナリオ・新イベントの大幅追加でより過激なドラマが展開! ステージ総数500以上にボリュームアップしたパズルアクションパートでは、全てのプレイヤーが最後まで物語を楽しめるように、さらに幅広くなった難易度選択に加え、オートプレイや、まさかのステージスキップまで選択可能に! 数多くの便利な機能、驚きの機能を引っ提げ、初心者からやりこみユーザーまで大満足間違いなし! 遂に放たれる『キャサリン・フルボディ』の新たな物語体験を、熟成された最上の刺激と共に味わってください!

アクションパズルを楽しむモード、BabelとColosseumで『ペルソナ5』の主人公・ジョーカーが操作キャラクターとして使用可能になるDLC。ジョーカー操作時は怪盗団メンバーによるゲームプレイ実況も楽しめます。

ヒロインの一人が、実は男性と言う展開がある。

ゴールデンカムイ(2015)

<内容>

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

とあるエピソードで、思わぬキャラクターが同性愛と判明する描写がある。

純愛エピソードで大好き。

「姫~ッ!!」

ちなみに、単行本7巻。

シーラとプリンセス戦士/She-ra And The Princesses of Power(2018)

<内容>

舞台は、宇宙のどこかにある惑星エセリア。

そこは、ホルダック卿率いるホード軍と、邪悪な魔法を使うプリンセス率いる反乱軍リベリオンが争う世界。

ホード軍の拠点フライト・ゾーンでは、アドーラが士官候補生として、仲間達と訓練の日々を送っていた。

ある日、初任務であるセイモアの反乱軍要塞侵入作戦を前に、アドーラは親友のキャトラと共に無断外出を楽しんでいると、危険と言われていたささやきの森に迷い込んでしまう。

ささやきの森でアドーラは、謎の力に導かれ、光る謎の剣を見つける。

しかし、謎の剣を同じく見つけた反乱軍のプリンセス・グリマーと相棒の弓使いの少年ボウと鉢合わせしてしまう。

両者が巨大なモンスターに襲われたり、アドーラが剣によって変身してしまうアクシデントで協力関係を一時築くが、最終的にアドーラは捕虜となる。

捕まったアドーラは、反乱軍の実態を知る事となり、それはホード軍で教えられてきた事とは真逆であった。

ホード軍こそが邪悪な侵略者であり、プリンセスと反乱軍は故郷を守ろうと必死に戦う、平和を愛する人々と知り、アドーラは苦悩する。

そんな時、アドーラが見ていた平和な村がセイモアと分かり、アドーラ不在のままホード軍によるセイモアへの攻撃が始まってしまう。

ホード軍に襲われる人々を見て、アドーラは決意を固め、謎の剣を手にすると、エセリアに伝わる伝説の戦士・シーラへと覚醒する。

アドーラは、無力な人々の為にホード軍に立ち向かう事にするが、それは親友のキャトラやかつての仲間と戦うと言う事だった。

劇中で同性カップルが複数登場するし、何となく察する事が出来るが、ある人物が主人公の事を想っている事が最終回で明かされる描写がある。

【ネタバレあり感想】「シーラとプリンセス戦士 シーズン1~5」を見ました。

ストレンジャーシングス(2016)

<ストーリー>

1983年11月6日、インディアナ州ホーキンス。12歳の少年、ウィル・バイヤースは友だちの家から帰宅途中に、何者か…あるいは「何か」に襲われる。さらにウィルは、自分が今いる場所が慣れ親しんできた世界とは少し違うことに気づく…ストレンジャー・シングス1の『裏側の世界』の出来事を描く、もう一つの物語。

2023年2月現在まだ確定的ではない物の、劇中の描写や演じている俳優のカミングアウトがあった事で、ある人物が「多分」と考えられている。

ゼーガペイン(2006)

<内容>

千葉舞浜近郊の高校に通う、快活な水泳少年キョウ。彼は普通に学園生活を送っていた。だがある日突然やってきた謎の転校生シズノに導かれるまま、キョウは異世界での巨大ロボットとの戦闘に巻き込まれていく。度重なる戦いをくぐり抜けていく中、キョウは苦悩しながらも自分や仲間を守るため、戦闘に身を投じていく…。

ある男性が、主人公のキョウの事を密かに想っている。

∀ガンダム(1999)

<内容>

正暦2343年。少年ロランは、仲間のキース・フランと共に月の世界から密かに地球に降り立った。月の女王ディアナにそっくりな少女キエルとその妹ソシエがいるハイム家に雇われ2年の月日を幸せに過ごしていた。しかし、ソシエとロラン成人式の夜、月の軍隊“ディアナカウンター”が、地球帰還作戦を開始し、自警団“ミリシャ”との間で戦争が勃発。戦闘の最中、白いモビルスーツ“ターンエーガンダム”が目を覚ました…。

ある男性が、主人公のロランに想いを寄せている事が物語の後半で判明する描写がある。

ダンガンロンパ3(2016)

<内容>

“超高校級の絶望”による『人類史上最大最悪の絶望的事件』によってかつて世界は崩壊までおいつめられた。そんな絶望に満ちた世界を救うべく、“未来機関”が結成される。未来機関に所属する苗木誠たち78期生は、世界の復興のため活動を続けるが、苗木は「絶望の残党」をかばったとして反逆の罪に問われてしまう。苗木の処分のため集まった未来機関一同だったが、モノクマによって監禁され、「最後のコロシアイ」を突きつけられる。「生き延びるためには、裏切り者を見つけ出し、殺すしかない」 “学級裁判”というルールが存在しないコロシアイ。殺すか殺されるか、極限状態のデスゲームに、苗木たちは追い詰められていく。希望が希望を殺す絶望の物語が始まる。

ある人物が実は、と言う展開がある。

ミスリードもあって、上手い演出。

ハリー・ポッター シリーズ(1997)

<内容>

ロンドン郊外の、どこにでもありそうな平凡な街角、ある晩不思議なことがおこる。そして額に稲妻形の傷跡を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる。この家の平凡なマグルのおじ、おばに育てられ、同い年のいとこにいじめられながら、その子、ハリー・ポッターは何も知らずに11歳の誕生日を迎える。突然その誕生日に手紙が届く。魔法学校への入学許可証だった。キングズ・クロス駅の9と3/4番線から魔法学校行きの汽車が出る。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷跡は? 自分でも気づかなかった魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。

ある人物が実は、と言う設定がある。

ちなみに前日譚となるスピンオフ作品の「ファンタスティックビースト」シリーズでは、その人物の愛の物語が、重要な要素として扱われている。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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