目次
主人公が立ち向かう問題は、主人公を活躍させる為の舞台装置に過ぎない?
もったいない。
ひっじょ~にもったいない。
物語を作る際、主人公側の設定にこだわる人は、かなり多い。
しかし、主人公が立ち向かう敵の黒幕や事件に、なぜか、同じ様にこだわらないと言う人が、結構いる。
これは、意味が分かると驚くぐらいの大損をしている。
何故なら、黒幕や事件も物語の大事な一部であり、主人公が立ち向かう形で見る人も長時間触れる要素であり、ある意味で主人公と並ぶもう一つの主役要素だからである。
そして、黒幕や事件は、工夫次第でいくらでも魅力的に出来るし、それによって物語も面白く出来る。
そんな要素を「てっけと~」と悪い意味で適当に作って、主人公に雑に立ち向かわせるのは、物語の半分を、場合によっては半分以上を雑に作っている事になる。
実際に雑で無くても、見る人には、そう感じられてしまう可能性があると言う話だ。
もし、身に覚えがあるなら、一度改めて考えてみた方が良い。
今回は、そんな話。