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「問題無さそうな主人公が、実は自分の問題を後回しにしている」系作品特集

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他の人を助けている間は見ないで済んでいただけ?

主人公、あるいは主役格のキャラクターは、物語において問題解決者である。

しかし、解決すべき問題は、物語の中心的問題に関わっていれば、主人公が問題を抱えたままだとしても、目の前に現れる問題を解決さえ出来れば、物語は滞りなく進む。

だが、主人公が抱える問題も、どこかで解決しなければならない。

物語の終盤、問題解決者や良き仲間を得た主人公が、いよいよ自分の抱える問題と向き合わなければならない場面が訪れると、作品の空気が変わる。

主人公が助けて来た人々や仲間達によって、逆の立場的に救われる展開となり、仲間達の助力や協力があって、ようやく主人公は自分の抱える問題を解決し、気兼ねなく物語の中心的問題に取り組めるようになる。

この記事では、そんな「問題無さそうな主人公が、実は自分の問題を後回しにしている」展開が分かりやすく描かれる作品を紹介していく。

アイドルマスター シンデレラガールズ U149(2023)

<内容>

ある昼下がり。
夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。
そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。
部屋の名前は『第3芸能課』。
ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子たちは夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね――。

と、そこへ現れたのは王子様みたいに素敵なプロデューサー!
……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。

やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいものかしらと、悩み、次の日には笑って、手と手をつないで階段を登ります。
ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか?

『アイドルマスター シンデレラガールズ』から生まれる、新たなストーリー。

「――ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」

メインキャラのありすが、最後にメイン回がある構成。

アイドルマスター シンデレラガールズ(2015)

<内容>

歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。
そこで新たにスタートする「CIDERELLA PROJECT(シンデレラ プロジェクト)」!
普通の毎日を送っていた女の子。
アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。
みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。

今、魔法がかかり始める――

メインキャラで一見大きな問題を抱えてい無さそうな島村卯月が実は、という話。

チェンソーマン(2019)

<内容>

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

ド底辺で元々親友のポチタ以外に何も無いかと思われていたデンジが、実は抱えた過去があり、それをシーズン1で物語終盤、黒幕に利用される展開がある。

ファイナルファンタジーVII(1997)

<ストーリー>

星から吸い上げた生命エネルギー《魔晄》。

《ミッドガル》――八基の魔晄炉を有する階層都市。

魔晄によって世界を掌握した巨大企業《神羅カンパニー》と星を守るために立ち上がった反神羅組織《アバランチ》が激突する。

元ソルジャーのクラウドは、傭兵としてアバランチの《壱番魔晄炉爆破作戦》に参加していた。

魔晄炉爆破の余韻響く八番街。

炎に包まれる街で、死んだはずの宿敵の幻影が揺らめく。

消し去りたい過去の幻影に導かれ、彼女と出会う。

花売りの女性が差し出した黄色い花。

花言葉は――《再会》

その刹那、ふたりを取り囲む黒い影――《運命の番人》。

今、想いが再び星を巡る。

クラウドが実は、と言う話。

僕のヒーローアカデミア(2014)

<内容>

多くの人間が“個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA―HA―HA―HA―HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra”!!

一見すると個性が無い以外は理想的なヒーローの素質があると思われていた緑谷出久が、物語終盤で高すぎるヒーローの素質によって暴走し、仲間達に止めて貰う描写がある。

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