コラム

【話の種】ファミリータトゥーで一生いじられるって話

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幸か不幸かは家族ガチャ次第?

ネットの世界には、サイトやブログやSNSでアホな事を残してしまい、それがデジタルタトゥーとなって消せなくなり、一生物の傷跡になる事がある。

考え無し発言、軽い気持ちの思ったより重い事、犯罪自慢、バイトテロ、恥ずかしい過去、消したい仕事履歴と、大抵ろくな事は無い。

中には、本来大した事無い事や、被害者の立場なのに、面白がられミーム化してネットの玩具になる人もいる。

今回は、そのローカルかつ一生物の傷跡について。

うんざりするけど、笑える事

私は幼い頃にウルトラマンが好きだった。

まあ、今も好きだけど。

ちなみにウルトラマンとは、1966年放映の、今なお人気な特撮ヒーローである。

私は、ウルトラマンが好きだけど、家の中でウルトラマンの話題が出ると、ビクビクする。

まだ幼かった私は、ウルトラマンタロウ(1973)のオープニングテーマの歌詞を、知っている単語うろ覚え状態でエンドレスに歌い続ける頭の悪い子供だった。

ウルトラマンタロウの歌詞の一部に「彼方から迫り来る赤い火を」と言う一説がある。

不幸な事に、当時私は東京都大田区蒲田近辺に住んでいた。

ちなみに大田区は、「大」森と蒲「田」を足した区だ。

幼い私は、彼方は知らないが、蒲田は知っていた。

だから「蒲田から迫り来る赤い火を」と歌っていたと言うわけだ。

知っている単語に幼い子が置き換えて間違えた歌を歌うなんてよくある事だ。

今は正しく歌えるし、なんならウルトラマンタロウの歌は歌詞を見なくても普通に歌える。

ウルトラマンはシリーズ通して原体験的に今も大好きだ。

だが、私は、家族の前ではウルトラマンを見れない。

ウルトラマンのCMが流れるだけで家族の中では「蒲田から迫り来る赤い火を」と歌っている幼い私が連想されてしまうからだ。

これが、当事者には中々に辛い。

正直うんざりだ。

もう勘弁してくれと毎度思う。

なのだが、同時に、自分の幼い頃の失敗を擦り倒し続けてくれる仲の良い家族がいる事には、ありがたさを感じもする。

ただ、頻度は下げて貰いたい。

すっごいうざいが、これを幸せと見る事が出来る事も分かるし、今更止める事も出来ない事も分かっている。

私は、この手のファミリータトゥーは嫌ってほどある。

それだけ失敗だらけとも言える。

急性アルコール中毒で死にかけて中国で入院した時は、本当に辛かった。

ちなみに、触れて貰える方がまだマシで、家族がシーンってなるパターンはもっと辛い。

ちょっと笑えない事

彼方を蒲田と言い間違えたり、動物の尻尾を見て「ちんちん」と間違えて言ったり、動物のペニスを指して「しっぽ」と言って爆笑されるぐらいは、可愛い方だ。

泳げないのに泳げる気満々でプールに飛び込もうとして間一髪で係の人に救われたり、結構大きくなってからお漏らし系の失敗をするぐらい、全然可愛い。

ファミリータトゥーとしても笑えない類の物は沢山ある。

自殺未遂、自殺、自傷、犯罪、イジメ加害、家庭内暴力、性加害、テロ、借金、自爆な事故死、浮気、不倫、ギャンブル、その手のやらかしは、家族も辛い。

辛いと共に、笑い事にしては、いけない場合が多い。

笑い事に出来るのは、本当の意味で乗り越えた後か、見限った時だ。

やらかしでは無いが、鬱も家族によっては、この範疇に入って来るだろう。

この手の話題は家族でも消化も昇華も出来てないなら触れない方が恐らく大抵の場合は良い。

笑っちゃダメでも、笑い飛ばしたい時

笑えると言う事は、失敗を過去の物として許しているか、許そうとしているか。

あるいは、見捨てて笑ってやるしか無いか、とまあ、色々あるが、どれもそのぐらいの物だろう。

いずれにしても、ファミリータトゥー持ちの家族は、どうにか笑える所を目指せば、笑えない事も少し楽になる。

笑ってはいけない事でも、笑って楽にならないと辛い事は沢山ある。

「あいつバカだったよな」と思う事で、少しでも楽にならないと、それが良くない事でもその時を乗り越えられない事だっていくらでもある。

客観的には笑っちゃいけない事でも、笑わないとやってられない事は多い。

その際、勘違いしてはいけないのは、笑っちゃいけない場合は、周囲の家族は笑っても良いが、当事者はヘラヘラ笑ってる場合では無いと言う事だ。

笑えないやらかしを笑って貰うのは温情だが、やらかした奴が笑うのは罪を完全に許された後か、やけっぱちか、あるいは外道として生きる場合に限られる。

やらかした奴は笑う資格は、完全に許されるまでは決して無い。

許しとは、時効とか、自分で判断ではなく、被害を与えた相手からの許しのみだ。

許されてないのに笑ったら、石を投げられても復讐されても仕方がないと言う物だ。

おまけ:コミュニティタトゥー

学校の作文で子供が「お母さんとお父さんが布団でプロレスごっこを……」等のやらかしは、そりゃキツい。

でも笑える。

そして、こう言う事は意味が分かっていたり、意味が後で繋がると、結構覚えている奴がいる物だったりする。

「小学校の時、なんとかって奴の親がプロレスって作文あったよな」ってな。

怖いよね。

知り合いに、背中一面に大きな十字架の入れ墨を恐らくオシャレで彫ってる人がいるんだけど、温泉旅行では壁を蟹の様に移動しながらちゃっかり入ってたから、たくましいと思ったり。

これは、普通にタトゥーの話。

その人は、文字通り十字架を背負って生きてるわけだけど、日本ではタトゥー無い方が普通に生きやすそうよな、と。

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