ゾンビ未満とは言わせない!
現実でも新型コロナウィルスが猛威を振るっている現在(2020年2月)だからこそ、見ておきたいパンデミック映画。
現場でウィルスと戦う人の勇姿と志を想像するのを助け、パニックの危険性を教えてくれる。
フィクションと言えども、非常時に人がどうするべきかのメッセージが作品には込められている。
映画
アウトブレイク(1997)
<ストーリー>
感染すれば、全てが終わる。
致死性のウイルスの宿主≪ホスト≫。
このウイルスに感染すれば助かる術はない。
かつて類を見ない最大の危機が人類に迫ろうとしていた・・・。
少し古いがパンデミック系映画の中では、大成功した方の作品。
Amazonプライムビデオに追加され、今こそみんなで見るのも良いかもしれない。
感染列島(2009)
<ストーリー>
いずみ野市立病院の救命救急医・松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。
その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。
しかし、あらゆるワクチンを投与するも虚しく、患者は死亡してしまうのだった。
さらに、正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう…。
日本を舞台にしたパンデミック物。
身近なモチーフ故に、感染拡大の恐怖は一際大きく味わえる。
キャビン・フィーバー(2003)
<ストーリー>
大学の友人たち5人は、森の中で酒を飲みながらどんちゃん騒ぎの週末を過ごすことにする。1日目の夜、キャンプファイヤーを囲んでいると、血まみれの男が現れる。彼は肉食性のバクテリアに感染してるらしい。やがて若者たちも感染し始め、彼らの間に被害妄想と敵意が芽生える。
パンデミックでもウィルスでも無いが、人食いバクテリアの恐怖ホラー。
クレイジーズ(2010)
<ストーリー>
細菌兵器を乗せた軍用機が、ある小さな町の川に墜落した。
漏れ出したウィルスにより水を飲んだ人々は次々と狂暴化、平和な町はパニックに陥る。軍は事件を秘密裏に処理するため、住民を隔離し始める。保安官デヴィッドの妻も感染者とみなされ隔離されてしまった。彼は妻を助け出し、同僚のラッセルと共に町を離れようと決意する。潜伏期間は48時間。元は友人なのに狂暴化して襲いかかってくる感染者、大量の武器で町全体の焼却を迫る軍隊。果たして彼らは、この「狙われた町」から脱出できるのか…!?
あくまでも狂暴化で、ゾンビでは無い。
おすすめ。
コンテイジョン(2011)
<ストーリー>
【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。謎のウイルス感染が発生し、驚異的なスピードで全世界へ広がっていった。
米国疾病対策センターは危険を承知でドクターを感染地区へ送り込み、世界保健機関がウイルスの起源を突き止めようとする中、ある過激なジャーナリストの発言が人々の恐怖を煽り、社会は崩壊していく。はたして人々が選んだ決断とは?
2020年、コロナウイルスが流行っている今こそ見るべき一本。
沈黙の陰謀(1998)
<ストーリー>
無敵の男セガール vs 驚異の殺人ウィルス! !
政府の秘密機関で細菌兵器防衛の研究をしていた免疫学者のウェスリー・マクラーレン医師はその研究の過程でNAM37というウィルスを生み出してしまう。
政府はNAM37を軍事利用で画策し、その事実をしったマクラーレンは政府に失望し、彼は機関を離れ今は娘のホリーを連れてモンタナ州の片田舎で町医者として過ごしていた。
だがある日、この平和な町の新型ウィルスの猛威が襲う。
それは、過激派組織を率いるフロイドが仕掛けたバイオテロだった。
政府によって町は封鎖されるが、死者は瞬く間に増加した。
最悪の事態を目の当たりにしたマクラーレンは、自分が完成させたウィルスNAM37が使われていたことに気付き、軍の特殊部隊に要請しワクチンを持って来させるが、ウィルスは突然変異を起こしワクチン効力は無くなっていた。
それはフロイド率いるテロリストらも身を守るために接種していたワクチンと同じものだった。
焦ったフロイドは、軍の特殊機関を制圧しウィルスに抵抗力を持つマクラーレンの娘ホリーを見つけだす。
そして彼女を誘拐して新たなワクチンを作ろうとしていた。
マクラーレンは娘ホリーを奪還するため、そして人類滅亡を阻止するため、一刻の猶予も許されない中で巨悪な組織に立ち向かう…
セガールがいれば、ウィルスも怖くない。
テリトリー8(2015)
<ストーリー>
ネバダ州の軍事工場。化学兵器の製造実験渦中、爆発事故が起きた。
枯葉剤が地下に漏れ出し、周辺の水質を汚染した。
兵器会社は、除染のために植物学者イーライ・ドルトンを派遣する。
その頃、100キロ以上も離れた町で、住民たちが次々と死亡。
悪夢のパンデミックを止められるのか!?
パーフェクト・センス(2018)
<ストーリー>
ある時、原因不明の感染症が拡散し、あらゆる人々が嗅覚を失う。
その後に味覚、聴覚と、人類は徐々に五感を奪われていくそんな極限状況のさなかにめぐり合ったシェフのマイケルと科学者スーザン。
ふたりはいったい何を求め、何を感じ取るのだろうか。
PANDEMIC パンデミック(2016)
<ストーリー>
原因不明のウィルスが蔓延するアメリカ。
感染者の症状は5段階に分かれ、レベル1は治る可能性があるが、レベル5にまで達すると暴徒化し、治す余地なしと診断されていた。
CDC(疾病)センターのドクター、ローレン(レイチェル・ニコルズ)は、崩壊したニューヨークから未感染者を助けるべくロサンゼルスの救助チームへ派遣される。
目的は感染の疑いが無い人間を探し検査すること。検査結果が赤なら保護、黒なら放置。
ローレンを含む314チームは防護服に身を包み、暴徒と化した感染者を倒しながら、未感染者の救出へと向うが――。
パンデミック 20XX年人類消滅(前後編)
<ストーリー>
それは、6人の感染者からはじまった・・・。
パンデミック・フライト(2016)
<ストーリー>
究極の選択を迫られるパンデミック・サスペンス×不滅の人気を誇る、航空パニック!致死率100%の機内感染-その巨躯≪ジャンボ≫が、人類の滅亡を招く…。
フェーズ6(2009)
<ストーリー>
致死率100%、治療不能のウイルスが蔓延した世界。
街はゴーストタウンと化し、わずかに生き残った人たちは、感染を恐れ他人との接触を断っている。そんな中、感染を免れたお調子者で粗暴な兄ブライアンと、真面目で心優しい弟ダニーの兄弟は、兄の恋人ボビーと、弟が想いを寄せる女友達ケイトを連れ、感染者がいないであろう、幼い頃の思い出の地である海岸を目指し、車を走らせていた。しかし、ある事情から、感染した親子を同乗させたことで、4人の中に潜んでいた本性が次第に剥き出しになっていく…。死と隣り合わせの極限状況の中で、彼らは何を見て、何から目をそらすのか?
そして生き残るために彼らが選んだ選択とは―。
復活の日(1980)
<ストーリー>
「愛は、人類を救えるか」 MM88…その細菌兵器によって全世界はパニックとなり、45億人の人類が死んだ… 氷に閉ざされた南極大陸に残された探検隊の863人を除いて― 滅亡寸前まで追いこまれた人類は、地球は生き残ることができるのだろうか!?
FLU 運命の36時間(2013)
<ストーリー>
かつてない緊迫感とスケールで描かれるパンデミック超大作!!このウイルスは実在する――
おすすめ。
ラスト・デイズ(2018)
<ストーリー>
“シドニーのオペラハウスでは何百人という観客が場外に出ることを拒否。バルセロナでは建物から追い出された男性が心臓発作で死亡。原因不明の症候群により、人類は外での生活ができなくなり、地球は荒廃化していく。果たして、人類は一体どこへ向かうのか…! ?”
REC/レック シリーズ(2008)
<ストーリー>
TV局レポーターのアンヘラは消防士への密着取材中、あるアパートを訪れた。老婆が暴れているらしく、消防士や警官らが取り押さえようとするが、老婆は逆に警官に噛み付いてしまう。なんとか襲われた警官を助け出し、手当てのためにアパートの外に出ようとすると、出入り口はなぜか警察によって封鎖されていた。このアパートには何があるのか?そしてアンヘラたちが回し続けるカメラには、恐怖の一夜が映し出されることになる…。
その他
ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史(2020)
<内容>
ささいなきっかけで、ある日、爆発的に広がる。
中世ヨーロッパで猖獗をきわめたペスト、ヒトの感染症として初めて根絶に成功した天然痘、世界を恐怖に陥れたエボラ出血熱、毎年のように流行をくりかえすインフルエンザ、最近になって新生児に重篤な症状をもたらすようになったジカ熱。
伝染病はどこから世界へと広がり、いかなる暴虐をはたらき、人類はどのように対処してきたのか。
専門用語を使わずに、20の感染症をやさしくビジュアルに解説。・感染のきっかけ、病原体発見の感動、驚異的な事例などをストーリーでやさしく紹介。
・最新のデータにもとづき、感染経路や収束の例、感染地域などをわかりやすく地図化。
・病原体、感染経路、症状、発生・流行状況、予防・治療方法、世界規模の取り組みを冒頭データでまとめた。【目次】
Section1 空気感染症
ジフテリア/インフルエンザ/ハンセン病/麻疹/猩紅熱/SARS/天然痘/結核
Section2 水系感染症
コレラ/赤痢/腸チフス
Section3 動物由来感染症
マラリア/ペスト/発疹チフス/黄熱/ジカ熱
Section4 ヒトからヒトへの感染症
ポリオ/エボラ出血熱/HIVとエイズ/梅毒
発売時期が空気を読み過ぎている一冊。
コロナウィルスで注目が集まっている今だからこそ読んでおきたい、知っておきたい。
パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム
<内容>
君たちは人類を救えるだろうか?
緊張感のある展開と、やりごたえのある難易度、多人数協力型ボードゲーム「パンデミック」が、装いも新たに『パンデミック:新たなる試練』として登場。プレイヤーたちは「医者」や「科学者」となって、世界の各都市を飛び回りながら、世界中で発生する危険な感染症の拡大を防いでいく。油断すれば爆発的に広がっていく4種類の病原菌すべてのワクチンを発見できればプレイヤーチームの勝利だ。ルールは従来の「パンデミック」と同様だが、アートワークが一新、マーカー類の仕様変更に加え「危機管理官」と「検疫官」の2種類の役割が追加された新バージョンの基本セットである。
名作ボードゲーム。
アプリ版もある。
Plague Inc. -伝染病株式会社-
<内容>
全世界を感染させろ! あなたの作った病原体が「患者第 1 号」に感染した。 死に至る伝染病を人類の抵抗に適応、進化させ人類の歴史に幕を閉じろ! 「Plague Inc. – 伝染病株式会社」は高度な戦略と怖いくらいにリアルなシミュレーションをユニークに組み合わせたゲームです。 高い完成度と革新的なゲームプレイ、 タッチスクリーンの為にゼロから作られた 「Plague Inc. – 伝染病株式会社」は戦略ゲームのジャンルを進化させ、モバイルでのゲーム体験とあなた自身をも次のレベルへと押し上げます。これはあなた対世界の戦い、最恐だけが生き残る!
ある意味、今一番熱いかもしれないゲーム。
不謹慎と怒る人もいるかもしれないが、視点を変えて見るのは非常に重要。
ゲームとしても単純に面白い。
“「パンデミック(感染拡大)」系作品特集” への1件の返信