ドラマ

【ネタバレあり感想】『スターウォーズ オビ=ワン・ケノービ シーズン1』を見ました。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

う~ん

スターウォーズのスピンオフ実写ドラマシリーズの一つ、オビ=ワン・ケノービを見たので感想を。

微妙。

オビ=ワン・ケノービとは?

言わずと知れた、と言っても良いだろうか。

スターウォーズシリーズの大人気キャラクター、ダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカーの師匠である。

本ドラマは、エピソード3クライマックスから始まり、その10年後を舞台にオビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの戦いを描いていく。

そんなの絶対面白くなりそうやん?

簡単なあらすじ

パルパティーン皇帝によるジェダイの大粛清から10年。

オビ=ワンは、身分を隠しベンと名乗って、ルーク・スカイウォーカーの成長を影から見守るだけの日々を過ごしていた。

ルーク・スカイウォーカーを見ているとアナキンを思い出してトラウマを刺激される物の、今度こそは正しい道に導かねばと使命に静かに燃えるオビ=ワン。

そんなある日、レイア・オーガナが何者かに誘拐された知らせが入り、レイアの事情を知っていて最も頼れる者がオビ=ワンしかいないと誘拐犯からの奪還を頼まれる。

10年のブランクと中年となった老化に衰えを感じ一度は断るが、オビ=ワンはレイア救出の為に再び封印していたライトセーバーを携えて任務に就く。

あれれ?

いや、1話見た時点だと、映画エピソード1~3の映像や俳優がバンバン出て来るし、レイア救出の為にライトセーバーを持って旅立つオビ=ワンには、ワクワクしかしない。

こんなの絶対面白くなる筈って思うじゃない?

しかし、本作は人を選んだり、色々な暗雲が漂う様になっていく。

まず、レイアの御転婆設定。

わかる。

作話する上で無邪気な子供に馬鹿な事をさせてトラブルにする手法はあるが、これってどこかにでっかい需要でもあるの?

一応、レイアが聡い子と描写され、仕方が無い様にも一部は描かれているが、頭が良いを乗り越えてTPO無視してバカな行動を取るのは、見ててイライラしかしない。

ヒヤヒヤじゃなく、イライラだ。

10歳のレイアがオビ=ワンにアクションをさせる為に馬鹿にされるのが、地味に足を引っ張る。

次に、サード・シスターと肝心のダース・ベイダーだ。

ダース・ベイダー陣営を駄目に描く事なんて出来るの?

ダース・ベイダーが謎い基地を居城に魔王みたいに君臨しているのは、玩具関係とかノリで、まだ、まだ許せる。

本作では、オビ=ワンに固執するダース・ベイダーの命令で、ダース・ベイダーの配下であるサード・シスターことリーヴァ・サヴェンダーが、レイアを誘拐させてオビ=ワンをおびき出す的な状況が徐々に判明していく。

で、このサード・シスターが、どんな手を使っても出世してダース・ベイダーを殺そうと言う帝国側に入り込んだ暗殺者で、そこは燃える設定にいくらでも出来そうなのに、まあ驚く事にサード・シスターが応援も感情移入も出来ない。

そもそも、レイアがオビ=ワンを誘い出すのに有効って分かっているのに、レイアの正体に本当に誰も気付いていないの?ってノリで話が進むし、サード・シスターの暗殺計画もかなりガッカリで、驚くほど残念に返り討ちに遭う。

ラスト、サード・シスターがルーク・スカイウォーカーを殺そうと手負いの状態で襲ってくるが、結局、自分とダース・ベイダーが重なり、暗黒面に勝った的なふわっとしたノリでルーク・スカイウォーカーは当然殺されず、サード・シスターに感情移入出来ていれば盛り上がるシーンだとしても、肝心の感情移入が出来ないせいで「だから、なに?」と終わる。

サード・シスターは復讐の動機だった仲間の無念を悲しみ、ジェダイ狩りをする尋問官をやめて姿を消すが、それで良いの?

初手で、タトゥイーンで見せしめに町民の手首をライトセーバーで落としたあたりから早々にダメで、なんならダース・ベイダーの他の部下達の方が常識的で真面でさえあった。

そんなキャラクターとして微妙なサード・シスターをオビ=ワンをおびき出す為に暗殺者と知りながら利用していたと言うダース・ベイダーも、ダース・ベイダーと言う記号としてや、過去作からの因縁のある流れの中では輝く瞬間もあるが、理由無く町民を大虐殺したりと、これを作った人はスターウォーズをちゃんと見た事があるのか不安になるダース・ベイダーが描かれる。

暗黒面のフォースを使って恐怖を振り撒くし暴力もいとわないが、アナキン・スカイウォーカーの延長線上にあって、敵には容赦無いし力に溺れているが、一般人を無意味に殺すのは、公式設定でマジに良いの?

言うて、暗黒面に堕ちたのもパドメを救う為だったり、パルパティーンに従っていたのも結果的に命を救われたり、正当に評価されたりが積もり積もった結果でない?

なんか、もやもや。

と言うか、サード・シスターがダース・ベイダーがアナキン・スカイウォーカーである事を知っている事がそもそも謎である。

アナキンに仲間を殺され、その復讐でダースベイダーを殺す為に部下になったと言う設定だが、ダースベイダーの正体を知っているのは帝国の中でも限られていた気がするのだが。

良い所も、ちらほら

オビ=ワンとダース・ベイダーが戦ってる所や、ダース・ベイダーがフォースを使って離陸する宇宙船を引きずり降ろしてそのままフォースで千切っては投げて破壊したり、そう言ったシーンは良かった。

でも本作で一番株をあげたのは、ルーク・スカイウォーカーを引き取ったおじさん夫婦だろう。

ルーク・スカイウォーカーを守り育てる事への覚悟が決まっていて、この流れでエピソード4を見るとなんとも切ない。

終わりに

これが正史の一部である場合、スターウォーズファンは見ざるを得ないのだが、なんとも微妙な出来であった。

全6話と短めなのもあり、なんともなんとも。

みんなが見たいオビ=ワンやダース・ベイダーを製作者が表面的にしか理解していない様な不安に駆られる、そんな作品でした。

関連記事

1回のみ
毎月
毎年

一度だけ寄付する

毎月寄付する

毎年寄付する

金額を選択

¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000

またはカスタム金額を入力

¥

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付月単位で寄付する年単位で寄付する

物語る工房をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む